新作その1の隣に、もうひとつ。
せまい幅用の生地什器ができました。
きれいにヨコに並びました。
さすが大工さん。
ショールームが生地屋さんのようになりました。
お願いしたものがお願いした以上の仕上がりで
出来上がってくるほど感動をよぶ仕事はありません。
いつも感動をありがとう。大工さん。
先日、私は何十年ぶりかの伊勢神宮に行きました。
とてもシンプルで、飾り気がなく、
それでいて力強くてかっこいい、
ふるいのにとてもあたらしくかんじる、
それはそれはうつくしい場所でした。
ただそこにあるだけで、
すべてを包み込むあたかかさもありました。
うまく言葉にできませんが、
主張を消すからこその存在感というか、
不安がなくいさぎよい堂々としたたたずまいといいますか。
こういうデザインこそ、みんながいいなとかんじる
100年続くデザインなんやなあと思う。
デザイン的なものはもちろん、
しかしそれだけでもなく、いろいろひっくるめて
見習いたいところがたくさんありました。
今日と明日、
和歌山のビッグホエールというところで
商工まつりというイベントがあります。
http://www.wakayama-cci.or.jp/event1.shtml
和歌山染工も産業展で展示参加します。
正面には子供が喜んでくれそうな柄をえらび、
最近の染色の仕事の紹介を。
右の壁には工場のあたらしいブランドの紹介を。
技術の多田さんと、私と、大工さんで準備しました。
あっ・・・ちょっとぶれた。
ああー。シャーってなった。
くっ。おしい。
だあー!流れたー。
失敗した夜景柄の
カタチの違うワンピース。
もしくは
男の人のジャケットの裏地に。
どの柄も、一点モノですよ。