River life textile

日々の出来事を通して、和歌山染工の魅力をブログ形式で毎日発信しています。
2016年9月12日
GiftShowを無事終えることができました

9/7(木)・8(金)・9(土)

3日間、東京ビッグサイトで開催された「Gift Show」

弊社のブースにもたくさんのお客様がお見えに なっていただき大盛況でした!

本当にありがとうございました!

展示会に出展が決まってから、約半年の準備期間いろいろ大変だったのですが、

ご招待状を送らせていただいた方々にお越しいただき、

またブースの前で足を止めてお声をかけていただき、

準備期間の大変だったのが報われました。

これで新しいお仕事をいただけるともっと報われるのですが~(^^)♪

 

さて、まずは展示会の来場お礼をとUPしたのですが、

 

もうひとつ、大きなお知らせが!!

 

沢山の方々に「売り物じゃないの?」とお問い合わせいただきました、

大水槽のデジタルプリントですが、 売り物なりました!

縦270cm×横135cmの4枚で、大水槽ができるのですが、

その4枚をセットにして、販売させていただくことになりました!

価格は¥48000(税別)別途送料です。

弊社のオンラインショップにて販売を準備していますので、もうしばらくお待ちください。
5-2 6 14


2016年9月10日
Gift Show Autumn2016 まとめ

giftshow ロゴ 201620160906171228

620160907122155

 

14

靴作家「ouchi」さんとのコラボ作品

14054076_891126514352257_6335317457937758932_n

 

 

 

 

 

ノベルティにデボス加工を施したトートバッグを用意

31452

案内状の魚たちは5種類、どれが届くはお楽しみ♪でした。

たくさんの方に来場いただき、新規お取引様との出会いもありました。

開催期間中 ブース来場者数274社

新規先196社・従来取引先54社・その他24社

大水槽の生地は、売り物でないの??のお声にお応えし、
商品化もしました。


2016年8月31日
生地を作り続けること

1

 

最後の大水槽の生地のプリントが先日終わりました。

ギリギリでした。みなさんに協力してもらったおかげさまです。

ありがとうございました。

私にとってプリントに立ち会える

最後のチャンスかなと思い、写真をとりました。

私は展示会が終わったら退社し、

デザイナーとして独立することを決めました。

このブログを書くのも、今日で最後になります。

去年の6月8日からスタートし、

1年とちょっとですが、

読んでくださってありがとうございました。

染工場という場所で

生地を作って売ることはとても難しいです。

「良い生地」という価値観が、まったく違うからです。

自分の柄のプリントをお願いする工場に求めるものは、

正確に、安く、納期を守って、プリントしてもらえる能力。

自分たちの生地を売っていくために必要なものは、

「自分たちの生地」というものに対して愛着があって、

たくさんのヒトに使ってもらいたいという熱意。

両者は、おなじ「生地」を扱う仕事だけれど、

まったく違う目的に向かって行う職業であり、

同業者のライバル同士にもなりえます。

相反するものが同じ場所に存在するのは難しい。

生地を作って売ることで1番大切なのは、

「作ったものに対する愛情」これにつきます。

私の今の能力では、

これをたくさんの人に広げる力がありませんでした。

みなさん、力になれなくてすみません。

柄がたくさんあふれている工場という場所で、

あるひとつの柄にだけ特別に愛情を注ぐというのは、

やっぱり難しいことなんだと受け入れ、

割り切るしかないのかなと思っています。

私は現場が大好きだったし、

工場で働く人もみんなすてきな人たちです。

ここで勉強したことを活かして、

デザイナーとして良い生地を作り続けることが、

会社に対してできる最後の私の仕事かなと思っています。

本当にたくさんの人に助けて頂き、

展示会を迎えることができます。

幸せなことだと思います。

忙しい中、最初から集まって手伝ってくれた

社長、営業、技術、をはじめ、

後から手伝ってくれた総務の方や、常務の方。

展示会に関わった人がも、見守っていてくれてた会社の人も、

やってよかったなと思えるような

すばらしい展示会になることを願っています。

みなさま本当にありがとうございました。

 

 


2016年8月23日
「ouchi」靴の作家さん

 

3人の作家さんの紹介。

最後は、「ouchi」靴と小物の作家さん、大内絵美さん。
 

1

 

 

私は、大内さんのこと「こばちゃん」と呼びます。

東京にいる頃、特許事務所でアルバイトしていたときの友達です。

私はNさんという人と2人で同期入社したのですが、

Nさんが靴職人で、Nさんが辞めるときに、

Nさんの友達で、これまた靴職人のこばちゃんが入社してきました。

私は、人との出会いに恵まれていたこの特許事務所での仕事が大好きでした。

Nさんとも、とても仲良くできて、そのつながりでこばちゃんにも出会えて、

Nさんと一緒に入社できて幸せだったなあと思います。

 

靴、かわいいですね!

こばちゃんは普段は革でしか作らないのですが、

今回生地を使って作ってくれました。

小物も。

 

4
 

がま口や、ペンケース

 

1

 

リバーシブルの小物入れ、

 

2

 

 

ポーチやがま口の中は、サンゴ柄。

 

私は生地までしか作ることができないけれど、

こうやって3人の作家さんたちが製品に仕上げてくれました。

生地はそのままで主役になれることもあるけど、

やっぱり、製品になるための材料であることが大切な役割でもあります。

3人のおかげさまで、生地としてのお役目を果たせたかなと思います。

この製品たちだったら、

まだ出会っていない人と人を結びつけてくれるパワーがあるなと、

ほんとに思います。

帽子「sakuradion」川辺さくらさん、

子供服「oto」さとうゆうさん、

靴と小物「ouchi」大内絵美さん、

ほんとうにありがとうございました!

 

 

 

 

 

 


2016年8月19日
「あげる」人

IMGP1468

 

 

アイスクリームをもらいました。

Y部長は、いろいろな人にいろいろなものを「あげる」人です。

アイスクリームがたくさんつまった袋をかついで、

サンタクロース状態でした。

工場はめちゃ暑いんで。

「あげる」って、素敵です。

なんでもいいからあげてるわけでもないし、

わざわざあげに行かなきゃいけないし、

だれに頼まれたわけでもないし。

人をちゃんと見ていて、

自分にも余裕があるから

「あげる」ことができる。

「あげる」人に、わたしもなりたい!

今の私はいろいろな意味で余裕がなくて、

なんだかもらってばかりだけど、

今はありがたくもらって、

「あげる」人になれる時期がきたら、

アイスクリームのサンタクロースも、

ぜひやってみようと思ったのでした。