プリントが終わったら、ネル独特のふわふわな肌触りのため、起毛します。
四号!
四号のそばには、いつも浜端さん。
四号を動かすことのできるのは、浜端さんだけなのです。
この針だらけのロールがスピーディーにまわり、毛をかいていきます。
両面ネルは、両面なので生地を反対にしなきゃいけません。
このひっくり返すだけの機械も動かしながら、4号も動かします。
大忙しです、浜端さん。
そうなんです。四号のそばには、いつも、浜端さん。
もう終わっちゃったので、来年まで会えません。
お元気ですかー。