River life textile

日々の出来事を通して、和歌山染工の魅力をブログ形式で毎日発信しています。
2015年7月1日
テキスタイルネット展 柄 その3

 

ニット素材に対して、伸びる。柔らかい。やさしい。包み込む。そんなイメージをもちました。

ですので、そういうかんじになるような柄を選びました。

 

WTN-014 デジタルフラワー1以外のニットの柄を紹介します。

 

WTN-010  くも

1

 

寒い冬の空の雲は、グレーなことが多くて。

冷たい空気は澄んでいて、薄いイエローの日差しがうっすら雲間から見えた日の、スケッチからです。

 

原画、

 

002_さむい雲

 

 

WTN-011  たんぼ

2

 

 

一面のたんぼに囲まれた建物の中に入った次の日に描いた、スケッチからです。

 

原画

011_たんぼ

ゆがんでいるので、送りつけが大変でした。

でも、ゆがんでいるから、ニットにあうとおもったのです。

 

 

WTN-013  雨の音

 

3

 

雨のスケッチはよくするのですが、このときは音だけを聞いてかいてみました。

 

原画

 

088_雨の音

 

WTN-015  みどりのじゅうたん

4

 

和歌山のジェラートやさんに連れて行ってもらったときに、

食べたところの足下に、ふわふわとした草がぎっしり生えていたときの柄です。

ブロッコリーではありません。

 

原画

 

009_緑のじゅうたん

 

これはスクリーンプリントでやってもらったので、ちゃんと色分解してもらったので、

原画とちょっと感じかわってます。

 

WTN-012  染玉

1

 

 

この柄のもとになったのは、会社のラベルデザインの最初の方で、

にじみながら染まる雰囲気のラベルを作るときにパソコンで描いたときのものを使いました。

 

制作途中のボツラベル。

 

スクリーンショット 2015-06-30 16.13.39

 

 

ラベルでは使われなかったけど、こんなにニットと相性が良くなるなんて。

人生、どのタイミングで良い出会いがあるかわからない、ってことですね。